意訳
極楽浄土にお迎えを頂きたいという、切なる願いをこめて、南無阿弥陀仏とみ名をとなえながら、極楽浄土の主人である阿弥陀仏に 向かって礼拝をする私の姿を、阿弥陀仏はしかとご覧になっています。極楽浄土に往生したいという篤(あつ)いおもいを声に託して、阿弥陀仏のみ名をとなえる私の声を、阿弥陀仏はしかと耳に受けと められています。どうぞこの私を極楽浄土に迎接(こうしょう)して下さいという篤いおもいを、阿弥陀仏は愛しのわが子よ、人間の性(さが)にまみれずにわが子として成長するようにと、篤いあついおもいを送られています。このように救い主である阿弥陀仏の身と口と心の三つのはたらきと、阿弥陀仏のみ心のままに礼拝し、み名をとなえ、仏を念ずる私の身と口と心の三つのはたらきが、一つにとけあいますから、まるで親子のような親しさを実感し、慈母に接したようなぬくもりに包まれ、身も心もくつろぐことができます。 |