
総代とは檀信徒の中から選ばれる代表者のことです。その役割は檀信徒の中心となって、檀信徒をまとめ、お寺を盛り立てることです。 ではだれが総代になるのか、というとそのお寺と古くからお付き合いのある家や地元の有力な家がなることが多いようです。ですが、お寺の抱える問題を十分把握して、お寺の明日を考え、檀家や信徒を導いていければその任に当たることができるでしょう。
世話人とはまさに字のごとく、世話をやく人のことです。お寺はご存じのように、いろいろな行事があります。そしてその行事には多くの檀信徒のみなさんが参加しますが、そういう時のお手伝いなどです。つまり、お施餓鬼、お十夜といったお寺にたくさんの檀信徒が集まるときの連絡、あるいはその食事の用意、また棚経での案内役など、目立たないながらもお寺の活動を支える、一番大事な仕事を受け持つ人なのです。 ですから、お寺のことにもくわしく、寺族とも顔なじみというように、お寺を中心としたひとつの輪を支える縁の下の力持ちといってよいでしょう。 お寺はこのように檀信徒のみなさんによって、経済的にも精神的にも、物理的にも支えられているのです。みなさんひとりひとりが、あるいは一軒一軒が世話役や檀家総代になったつもりで、お寺の明日を考えて行く。そうすれば、ますます素敵なお寺になっていくことでしょう。どうぞ、みなさんの大切なお寺を、一緒に盛り上げていってください。