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平家物語 1号(3)

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第壱號

成立:建仁、建保〜承久年間/内容:天承元年3月〜建久2年
構成:迦陵頻伽/絵=塩森恵子

入道相国の御娘、后に立たせ給ふ

反平氏の陰謀、鹿ヶ谷事件発覚
陰であやつる後白河法皇

法然上人開宗の2年後、栄華をほしいままにする平氏一門を倒そうとする陰謀が、仲間のひとりである多田行綱の密告により発覚した。

平清盛はただちに藤原師光を召し捕り拷問。全容を自白させた。これによって加担者は2日後逮捕。
陰謀の内容は、東山鹿ヶ谷にある静憲の別荘に、法勝寺執行俊寛、藤原師光、大納言藤原成親、猿楽で有名な平康頼ら法皇側近が集会し、平氏打倒の謀議を謀ったというもの。

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▲建礼門院

後白河法皇も出席し、宴会では酒を注ぐ瓶子を平氏に見立て瓶子の首をもぎ、歌と踊りに興じたという。
結果、師光、斬首。成親は備前に流されたうえ、飢えさせられ多量の酒を与えられ死亡。俊寛は平康頼、藤原成経らと鬼界島に流刑となる。

翌年、中宮徳子の出産で島の流人も赦免になるが俊寛ひとりは許されず置き去りとされた。のち俊寛は断食してこの地に果てることとなった。

この「平家物語」は(財)報恩明照会のご協力により(財)報恩明照会発行の「法然」(第2号)に掲載された「平家物語」をホームページ化したものであります。