

成立:建仁、建保〜承久年間/内容:天承元年3月〜建久2年
構成:迦陵頻伽/絵=久保周史

京都カラッポ!法皇、公家ら都を脱出。
夜逃げ、亡命相次ぐ平家本軍も都落ち。
落ちるついでに民家に火をかけ焼き払う。
林、富樫の2カ所の城郭を焼き払うなどかろうじて一勝はあげたが、倶梨伽羅、篠原で歴史的大敗北を喫し、もうボロボロ。すでに戦意喪失か?
木曽義仲、挙兵
清盛入道「木曽などたいしたことはない」と楽天的に豪語。
のち病苦、大熱!
二位殿の夢に閣魔の庁からお迎えがきたという風聞清盛殿、一昨年の重盛卿に続き死去、入道、火葬にふされる平家の運命もはやこれまでか
ナチス・ドイツのパリ占領もかくや(後世の野次馬史家・談)と思われる義仲軍の京都制圧はまず略奪からはじまった。乱暴狼藉の極み。凄まじく凶暴な圧政に早くも市民レベルでの非難批判の嵐が起こる。朝廷もこの野蛮な制圧者にお手上げ状態となる。

木曽殿に女武者、巴あり。 「いろ白く髪長く、容顔まことにぐれたり。ありがたき強弓精兵、馬の上、かちだち、打ち物もっては鬼にも神にもあはうといふ一人当千のつはものなり」
以下、次号、大団円を待て!
この「平家物語」は(財)報恩明照会のご協力により(財)報恩明照会発行の「法然」(第4号)に掲載された「平家物語」をホームページ化したものであります。