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浄土宗児童教化連盟は、戦前は「浄土宗児童協会」の名称で創作童話の実演や新讃仏歌の製作編集、日曜学校等の活動が盛んに行われていました。また戦時中には「少年巡教師」という制度のもと全国各地に布教師を派遣し、混乱の中においても精力的に子どもたちへの宗教的情操の種まきがなされました。
戦後、高橋良和師・内山憲尚師を先達とし、水谷大成師・神戸光雄師を中心に発会のための会合が幾度も持たれました。十年余の歳月を経て、昭和44年、浄土宗児童教化連盟結成大会が開催されました。その宣言には、
「開宗八〇〇年を迎えるにあたり、青少幼年教化に日夜努力をつづけて来た私ども浄土宗徒は宗祖開宗の真意を体し、青少幼年の教育と福祉が念仏信仰によって徹底顕現されるよう更に研鑽を深め一宗をあげての組織的活動を強化し、以って祖恩に応えることを宣言する」
とあります。また故岸信宏猊下は、
「今次世界戦争のあとに生じた世相の混乱から尾を引いている青少年の非行が大きな社会問題となっています。人間性の回復というようなことが叫ばれている今日、幼い児童を対象にした教化が何よりも優先的に取り上げられなければならぬと考えます」
と述べ、児童教化連盟の結成に期待を寄せておられます。
爾来児教連は児童教化ポスターの発行・勢至丸パネル版の製作・「こどものつどい」の開催・『児童教化の手引書』の発行・全国研修会・指導者養成講習会の開催・各種教化資料の作成・奉納書道展の開催などの活動を続ける一方、各教区組織の結成にも力を注いできました。
現在では会員数2800名を越え、大多数の教区に支部組織が結成され指導者の育成、子どもへの教化活動が続けられています。
子どもの減少、子どもの多様化に伴い、定期的に子ども会活動ができにくい現在ですが、出会った子どもにシール1枚、風船1つ、施本1冊配ることから教化は可能です。地域に合った、また教化者個人に合った教化活動を考えながら未来の檀信徒と関わっていこうではありませんか。
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