
証のために両手印をもってす。
浄土宗の安心起行この一紙に至極せり。源空が所存、この外に全く別義を存ぜず、滅後の邪義をふせがんがために所存をしるし畢んぬ。
建暦二年正月二十三日大師在御判

以上のことを証明し、み仏にお誓いするために私の両手を印としてこの一紙に判を押 します。浄土宗における心の持ちようと行のありかたを、この一紙にすべて極めまし た。私、源空の胸の内には、これ以外に異なった理解は全くありません。私の滅後、 間違った見解が出てくるのを防ぐために、考えているところを記し終えました。
建暦二年正月二十三日(法然上人の御手印)