
「縁は異なもの味なもの」
「ここで会ったのも何かの縁」
「袖ふれあうも他生の縁」
など、「縁」についてはいろんな用例や
出雲大社は縁結びの神様として知られ、良縁、縁談、縁故、離縁その他、婚姻または肉親のつづきあいや男女の結ばれ方などに主として使われるのも「縁」という語である。
一方、衣服のふちなど、一般に物の
これらは、いずれも人と人、物と物の結びつきの役目を果たしている事象に名付けられていることがわかるだろう。
すなわち、仏教では、原因と結果の仲立ちをする作用を「縁」といい、前世の縁とか、縁なき衆生は度し(救い)がたい、などどいうふうに使った。いわば「因縁」や「縁起」と元を同じくする言葉である。
大学入試や就職試験に際して、いわゆる縁故をたよりにする人も少なくないが、人間の思いどおりにつくり出せないところに縁の不思議さがあることも知っておいてほしい。
※これらは、「えっ、これが仏教語?ー日常生活の中の仏教語ー宝田正道著」から引用していますが、HP掲載用文章に変更しております。