浄土宗について


特集

  • 宗祖法然上人800年大遠忌
  • ともいきがたりTV
  • 浄土宗全書検索システム
  • 浄土宗携帯サイトのご案内

関係団体リンク

  • 浄土宗ネットワーク
  • 浄土宗出版
  • 浄土宗総合研究所
  • 浄土宗報恩明紹介
  • 浄土宗教学院
  • 全国浄土宗青年会
  • 浄土宗スカウト連合協議会
  • 法然上人をたたえる会
  • 浄土宗平和協会
  • その他 関係団体
  • その他 関係団体

堪忍

か 堪忍(かんにん)

「私が悪かった。堪忍して…」

「ならぬ堪忍、するが堪忍」

などというふうに使われる。つまり、怒りをこらえて忍び、他人の過失を許すことである。

本来は、苦難を堪え忍ぶ意味であったが、肉体的な苦しみだけでなく、精神的な悩みにも耐えて、じっと我慢することから転じて、他人を許す度量の広さをあらわすようになったものであろう。

「忍」という字は。「心」の上に「刃」を置く。そのように、心臓に刃をつきつけられても、たえしのぶ意味をあらわしている。この世を「娑婆」というのは、梵語サバーの音写で、訳せば「忍土」つまり、あらゆる四苦八苦を忍ぶ世界という意味である。

画像

だから、この世はもともと苦の世界、楽をして生きようなどと考えること自体が間違いなのである。あらゆる苦難を耐え忍んでこそ生きる価値がある、と思わなくてはならないのである。

青春時代には、若さにかまけて、ちょっとしたことにも怒りを爆発させ、とかく暴言や暴力沙汰を起こしやすいが、それをぐっと我慢し堪忍することが大切である。人間がひとまわり大きく成長するのは、そういう時である。なんでも堪忍できる人になろうではないか。

※これらは、「えっ、これが仏教語?ー日常生活の中の仏教語ー宝田正道著」から引用していますが、HP掲載用文章に変更しております。