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六波羅蜜(ろくはらみつ)

大乗仏教において、さとりを求める菩薩の6つの実践徳目。

  1. 布施(ふせ)
    「ほどこし」です。思いやりのある暖かい心で、人のため、社会のために尽くして、決してその報いを求めない行為と考えて実践したいものです。(めぐみ)
  2. 持戒 (じかい)
    戒律を守ることです。家庭でも社会でも私たちが生活する以上、そこには規則、ルールがあります。定められたルールを守ることにより、自らを磨き、伸ばしてより人間らしく生きていくことです。(いましめ)
  3. 忍辱 (にんにく)
    耐える、忍耐です。人生とは四苦八苦で、苦難はつきもの。苦難に耐え、乗り越えて人生を歩みましょう。無用の立腹で自分を見失うことなく、沈着冷静に対処していきましょう。(しのび)
  4. 精進 (しょうじん)
    努力し保持することです。成さねばならぬことは精一杯の力を尽くし、たゆまぬ努力を続けましよう。(はげみ)
  5. 禅定 (ぜんじょう)
    心を鎮め整えることです。喧騒の日々の中で、時には心を鎮め整える時間を持ちたいものです。落ちついた静かな心は沈着冷静な行動を導くものです。(しずけさ)
  6. 智慧 (ちえ)
    深い洞察力、物事を正しく見る力のことです。前述の五つの徳目の実修の結果得られるものといえましょう。(さとり)

サトリを求めないまでも、この六波羅蜜は、私たちが生きていくうえで最も大切なことではないでしょうか。この教えを常に頭の中におき、日々の生活の中に実践されることを祈ります。しかし難しいですよね。