

浄土宗の宗紋は「
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宗歌の「月かげのいたらぬさとはなけれどもながむる人の心にぞすむ」という和歌は法然上人のご真作といわれる和歌23首のうちでも代表的な1首で、鎌倉時代の勅撰和歌集『続千載和歌集』にも選ばれています。
その詞書に「光明遍照十方世界といえる心を」とあるように、阿弥陀仏の光明は全世界をあまねく照らし、どんな人をも救い取るという慈悲の心を歌われたものです。
しかし、月が照り映えていても見ようとしない人には、阿弥陀仏の光明にも気がつきません。逆に月のない夜でも心に月を思い浮かべて月光を宿すこともできるのです。
信仰の世界では、仏心を受け入れる心が大切ですが、この歌は、月の光を眺める人の心としてそれをとらえ、お念仏をとなえるわたしたちを守りおさめとる阿弥陀仏の大慈悲を暗示した名歌といえましょう。