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今月のメッセージ(平成20年10月)

廻向発願心と申すは、これ別のこころにては候わず、わが所修の行を一向に廻向して、往生をねごうこころなり。

大胡の太郎実秀へつかはす御返事・昭法全五一九

現代語訳廻向発願心とは、これといって特別な心をいうのではありません。私たちがこれまで修してきたあらゆる行の功徳をただひたすら振り向けて極楽往生を願う心のことです。
解説廻向発願心とは、自己の修した善根をことごとく極楽に振り向けて往生を願う心をいいます。数回に分けてお伝えしてきた至誠心・深心・廻向発願心の三つの心(三心)こそが、浄土に生まれるために必要な心がまえなのです。『観無量寿経』には、「三心を具する者は必ずかの国に生ず」とあります。

*次回から、『聖浄二門』に関するご法語をお伝えいたします。

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