第2回法然共生 フォーラム 開催案内

こころは乾き、いのちは痩せ細り、社会は、ゆくえの見えない閉塞に覆われています。いまこそ豊かな想像力を取戻し、あらゆるものに等しく息づく“いのち”を想い、慈しみたい。
世界に満ちる多様な“いのち”、過去から未来へ連なる巨きな“いのち”と共にある・・・それが“ともいき”です。このフォーラムは、法然上人の教えに流れる“ともいき”精神について考える、対話と交流の場です。浄土宗が全国各地で開催しています。
開催概要
| 名称 | 「法然 〜いのちを慈しむ知恵〜 |
|---|---|
| 今回のテーマ | 「浄土〜見えざる世界との共生」について |
| 人は生まれ、いつかこの世を去る。わずか半世紀前まで、そのいずれもが家を中心に営まれてきた。だが今日、ほとんどの人は病院で生まれ、病院で世を去る。そのためか、「いのち」と「あの世」のイメージが結びにくくなった。 清浄で清涼なあの世を「浄土」と呼び、他方、この世は「穢土」と呼ばれた。ただ、この世に生きる人々は、いつも浄土を心に描いていたのだろう。この想像力の欠如が、この世をいよいよ汚穢に満ちたものにしているのかもしれない。 子を失ったチンパンジーの母親は子の死体に執着し、抱いて乳を与えようとするという。はて、世を去った人は「千の風になって」この世を照らすのか。それとも、戯れに「地獄百景」を旅する亡者となるのか。 このフォーラムでは、あの世、すなわち<浄土>への想像力から、この世のありようを逆照射したい。 | |
| 日程・会場 | 平成21年6月17日(水)18:30〜21:15(18:00開場) 道新ホール(札幌市中央区) |
| 主催 | 浄土宗 |
| 後援 | 北海道新聞社 京都新聞社 |
| 特別協力 | 法然上人をたたえる会 |
| 協力 | 総本山知恩院(京都)大本山増上寺(東京)大本山金戒光明寺(京都)大本山知恩寺(京都)大本山清浄華院(京都)大本山善導寺(久留米)大本山光明寺(鎌倉)大本山善光寺大本願(長野) |
| 参加応募方法 | 参加は無料です。抽選で700名様に参加券を発送します。参加ご希望の方は、はがきに郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号を記入し下記までお送り下さい。はがき1枚で2名様まで申込可能(お名前2名分を記入)。FAXやホームページによる応募も可能です。申込みは5月29日(金)消印・着信有効。発表は参加券発送にて替えさせて戴きます。 |
| 応募・問合せ先 | 〒604-8161 京都市中京区饅頭屋町595-3 法然共生フォーラム事務局「札幌」係 ※「札幌」係と必ず明記願います。 ※参加ご応募に必要な個人情報を、当フォーラム事務局以外の第三者に対して開示・提供することは一切ありません。 |
第1部:ともいきがたり<講演>
「千の風に吹かれながら いのちについて考える」
死者は風になって生きている、あの世は今ここにある…名曲『千の風になって』は歌われます。この歌にこめられた“ともいき”のありさまを作曲者・新井さんに語っていただきます。
新井満(作家)
1946年、新潟市生まれ。上智大学法学部を卒業後、電通に入社。作家、作詩作曲家、写真家、環境映像プロデューサー。88年『尋ね人の時間』で芥川賞を受賞。03年発表の写真詩集『千の風になって』と、これに曲を付け歌唱したCD『千の風になって』(07年レコード大賞作曲賞受賞)はロングセラーを続ける。近著に『自由訳 般若心経』『自由訳 イマジン』『自由訳 老子』『自由訳 十牛図』『自由訳 良寛』など。
第2部:ともいき談義
芸能・技能の伝承者や研究者、浄土宗僧侶で「ともいき」を語り合います。
桂南光(かつら なんこう/落語家)
1951年、大阪府生まれ。’70年、故・桂枝雀(当時・桂小米)に入門し、桂べかこを名乗る。’84年、大阪・サンケイホールにて第1回独演会を開催。 ’93年、三代目桂南光を襲名。’94年、上方お笑い大賞受賞。関西を中心にTVや舞台への出演多数。料理、そば打ち、ジャズ鑑賞、絵画など多彩な趣味人でもある。
田中貴子(たなか たかこ/甲南大学教授、日本中世文学研究)
1960年、京都市生まれ。奈良女子大学卒業、広島大学大学院博士課程修了。博士(日本文学)。現職は甲南大学文学部教授。専門は日本中世文学、宗教文学。著書に『渓嵐拾葉集の世界』『あやかし考』『検定絶対不合格教科書古文』など。第16回日本古典文学会賞、第26回サントリー学芸賞を受賞。
細田典明(ほそだ のりあき/北海道大学大学院教授、古代インド思想研究)
1957年、東京都生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。専門はウパニシャッド、原始仏教を中心とした古代インド思想。’97年日本印度学仏教学会賞を受賞。研究報告書に『古ウパニシャッドから原始仏教に至る輪廻思想の問題に関する研究』など。論文に「古代インドにおける心の概念」など。
※コーディネーター 高田公理(たかだ まさとし/佛教大学教授)
1944年、京都市生まれ。京都大学理学部卒業後、シンクタンク主任研究員、武庫川女子大学教授を経て2008年より現職。学術博士。専門は社会学・文明学・観光学。著書に『にっぽんの知恵』『酒場の社会学』『自動車と人間の百年史』『“流行”の社会学』、編著に『嗜好品の文化人類学』など。
→ 北海道新聞採録記事はこちら(PDF)
→ 「法然共生フォーラムin札幌」のチラシはこちら
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