第6回法然共生 フォーラム 開催報告
「法然共生 フォーラムin横浜」~いのちを慈しむ知恵~
第6回目の法然共生フォーラムも、お陰様をもちまして、多くの方のお申し込みとご参加をいただき、盛会裏に終了いたしました。
今回のテーマ:「親と子の共生~太古と未来の絆」
| 日時 | 平成22年2月16日(火) 18時30分~21時15分 | |
|---|---|---|
| 会場 | 新都市ホール(横浜市西区高島町) | |
| 内容 | 18時30分 | 開会挨拶・浄土宗大遠忌記念事業の活動紹介 <第1部>ともいきがたり 「親と子の共生」 茂木健一郎(脳科学者) |
| 19時20分 | <休憩> | |
| 19時35分 | <第2部> ともいき談義 竹田津実(獣医、作家) 西舘好子 (日本子守唄協会代表、「法然上人をたたえる会」会員) 宮林昭彦(浄土宗僧侶) 茂木健一郎 ※コメンテーター 高田公理(佛教大学教授)※コーディネーター | |

第1部のともいきがたりでは、脳科学者の茂木健一郎さんが「親と子の共生」と題し講演。朝青龍関や国母選手の振る舞いへの反響を例に「現代社会は“子ども的なもの”を許容する力を失っているように見える。
この問題こそ、いまこの国が元気を失っている最大の理由ではないか」と問題提起。“子ども的なもの”とは「異質でやんちゃで、弾けるようなエネルギーがあって、しかも面倒臭いもの」で、「面倒臭いことに対処することこそ、脳を若々しく保つ一番の秘訣」「自分と異なる他者を受け入れることが“共生”であるはず」と語りました。

第2部では、佛教大学教授の高田公理さんの進行で、獣医、作家で映画「子ぎつねヘレン」の原作者である竹田津実さん、日本子守唄協会代表で「法然上人をたたえる会」会員の西舘好子さん、大本山光明寺法主の宮林昭彦台下、茂木さんの出演で「ともいき談義」を行いました。
高田さんが「いのちの連なりを見つめようというのが“共生”なら、親と子とは最も典型的な共生関係」と提示すると、竹田津さんは、キタキツネの母親が成長期の子育てを父親にバトンタッチする絶妙の瞬間を紹介しながら、いのちの厳しさ、大切さを体感できる自然環境の減少や、生まれると直ちに保育器に入れられる新生児について疑問を投げかけ、「効率優先を忘れて一度原初に帰るべきではないか」と問いかけました。また、西舘さんは「核家族が出てきたあたりから、日本の親子関係はおかしくなった」とし、ライフワークである子守唄研究について「親が身体で味わったものを伝えるのが子育てではないか? 子守唄はその原点」と語り、宮林台下は、夜討ちにあった法然上人の父の遺言「仇討するな。決して相手を恨んではならぬ。恨めばまた相手も恨む」を紹介し「とりもなおさず、これこそ『共生』の心」とし、不登校の子どもたちを集めた地曳網体験を紹介し「とれた魚たちにいのちを感じ、それを食べて可哀そうと思うこと」すなわち、体験を通じて生老病死を語りかけることが大切と述べました。
| 主催 | 浄土宗 |
|---|---|
| 後援 | 東京新聞 |
| 特別協力 | 法然上人をたたえる会 |
| 協力 | 総本山知恩院、大本山増上寺、大本山金戒光明寺、大本山知恩寺、大本山清浄華院、大本山善導寺、大本山光明寺、大本山善光寺大本願 |
多くのご来場に、心から御礼を申し上げます。
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