そう、だから法然2001
開催報告
オープンセミナー そう、だから法然上人
11月21日、東京都千代田区のよみうりホールを会場に、第1回オープンセミナー「そう、だから法然」が1200名の聴衆を集め開催された。
このセミナーは平成23年に迎える宗祖法然上人800年大遠忌に向け、上人を多くの市民に理解して欲しいと企画。画家の平山郁夫氏、哲学者の梅原猛氏、カトリック神父の井上洋治氏、明治学院大学教授阿満利麿氏、大本山増上寺成田有恒法主、法然上人のご法語や各氏の著書の一節を朗読する、かたりすとの平野啓子氏が出演した。
午後5時30分、セミナーは大本山増上寺僧侶の雅楽演奏と声明で開演、法然上人直筆の「南無阿弥陀仏」が舞台中央に掲げられた。
初めに平山氏と石上善應浄土宗総合研究所長が対談でトーク。平山氏は被爆体験や念仏信仰の深い父の背中をみて育ち、アフガニスタンや敦煌の仏教遺跡に魅せられたこと、芸術が人の心を浄化するなどの持論を語った。
また、井上氏は、その著『法然—イエスの面影をしのばせる人』から、法然上人に出会い、日本人のキリスト教宗教者としての方向性をつかんだことなどを、阿満氏は自著『法然の衝撃』から、法然上人は仏教を庶民の教えにした日本の宗教改革者であると披露。梅原氏は「日本仏教は法然上人から始まった。私は上人を敬愛している」と語り、自説の法然上人の生涯を中心に、その万民救済の思想に迫った。
また、成田台下は「法然上人の非暴力の教えが、今まさに必要。世界にこの教えを広めていただきたい」と訴えた。









